Home > 協会プロジェクト > 50の小学校プロジェクト, 支援小学校 > 第12校「日中曼等郷菜戸イ族完全小学校」

基本データ

 開校式  2009年2月竣工(開校式未開催)
 旧校名   菜戸小学校
 所在地  プーアル市景東イ族自治県曼等郷
 主要民族   イ族
 雲南川出資額  1020万円
 日本側支援額  300万円
 建設内容  校舎、水道、厨房、寮、トイレ
 建設資金協力   北原茂実さん(理事・会員)
 建設経済協力   会費・一般寄付金
 現地パートナー  雲南省司法庁

旧校舎

 プーアル市景東イ族自治県曼等郷にある小学校では、69人の子どもたちが勉強し、生活しています。その7割がイ族です。農民の協力で作られた校舎は泥壁と木で出来ています。壁は所々崩れ、木の骨が見えはじめています。
 校内の中心には2メートル四方の貯水槽があり、雨水が貯められています。学校での生活にはこの水が使われるとのことです。
 学生は自炊場で自分で自炊をしています。地面にブロックを2つ並べ、薪を燃やして自分の食事を用意するそうです。自炊場にはブロックの「かまど」が10個あり、部屋の中はすすで真っ黒でした。

新校舎

 2009年2月に校舎は完成、4月には子どもたちが元気に通学を始めました。豪雨によって道が遮断された影響で、まだ開校式は行われていません。現地パートナーの雲南省司法庁から道路の安全確認が取れ次第、開校式を行う予定です。

開校までの流れ

 ▲学校視察
 2006年2月15日~22日の日程で、初鹿野惠蘭理事長と雲南支部二見が、雲南省に視察に赴きました。視察先は雲南省南部の思茅地区・紅河州建水県です。
                                 
 ▲建築現場視察
 第12校目小学校は、2007年6月、このツアーで開校を迎える予定でしたが、例年よりも早い雨季の訪れにより工事が遅れ、開校が延期となりました。
                                 

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