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基本データ

 開校式  2005年8月9日
 旧校名   怒江リス族自治州貢山トールン族ヌー族自治県丙中洛郷秋那桶村
 所在地  丙中洛郷秋那桶村小学校
 主要民族   トールン族、ヌー族、チベット族、リス族
 雲南川出資額  156万円
 日本側支援額  200万円
 建設内容  校舎、トイレ、炊事場、グランド
 建設資金協力   日本貨物鉄道労働組合(法人会員)
 建設経済協力  会費・一般寄付金
 現地パートナー   雲南省帰国華僑聯合会、貢山県教育局

旧校舎

 丙中洛郷は怒江リス族自治州の最北端に位置し、東を迪慶チベット族自治州、北はチベット自治区と接し、雲南省で最も貧しい地域の一つに数えられています。
 全郷には4つの村立小学校があり、そのうちのひとつが丙中洛郷秋那桶村小学校でした。1980年に建てられた木造の校舎は、1~4年生が通学していた寄宿制小学校です。板の壁と石片の屋根で作られた校舎は、この地方の雨量や寒さに適さないもので、政府から危険家屋に指定され、早急な改築が必要とされていました。

新校舎

 今年2月~3月の大雨大雪の被害により、一時は電気が通らなくなった時もあり、現地の子どもたちのことや建設中の校舎がとても心配されました。この被害の影響で4月から開校が延期になったものの、8月、無事にぴかぴかの新校舎が建設されました。
 現在は4年制ですが、6つ教室がある新しい校舎ができたので今後6年制に拡大していきたいそうです。校舎の他に、運動場、花壇や炊事場も建設されました。

開校までの流れ

 ▲建設状況報告
 2004年11月17日、六庫を出発した初鹿野理事長一行は一路、第6校目の建設が進む「丙中洛郷秋那桶村小学校」へ。
                                   
 ▲建設費贈呈式
 2004年11月16日午後、怒江リス族自治州六庫にて当協会支援の第6、7校目小学校建設費贈呈式が行われました。
                                   
 ▲開校式典ツアー
 2005年8月9日、車の数に限りがあるため、参加者は先発組と後発組に別れて、第6校目日中秋那桶小学校へ出発しました。
                                   

フォローアップ事業

 2005年の建設以降も、当協会では秋那桶小学校に対しフォローアップ事業を実施しています。

 2017年 追跡調査                   
 2009年 追跡調査                             

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