2006年2月15日~22日の日程で、初鹿野恵蘭理事長と昆明事務所スタッフ二見が、雲南省に視察に赴きました。視察先は雲南省南部の思茅地区・紅河州建水県です。今回の小学校視察は雲南省司法庁の全面的な協力により、実現出来ました。
司法庁と協会のつながりは昨年施司法長官が日本を訪問された際に理事長と交流されたのがはじまりです。司法庁は一見小学校支援とは無縁に思える組織ですが、司法庁には扶貧(貧困者支援)事務所という組織があり、これまでにも貧困学生支援、小学校支援等の活動を行っています。また貧困の厳しい雲南省ということもあってか、貧困家庭に対する職員の関心も高い。協会は、このような雲南省司法庁から予てより共感と支持を頂いており、協力して小学校支援をできないか、というお話も持ち上がっていました。
そして今回、司法庁関係部門が資料を作成した思茅地区の小学校の視察を行うことになりました。全日程の計画と準備は司法庁が担当してくださり、また長官始め多くの職員の方が山岳地の小学校視察に同行してくださいました。
視察で訪れた小学校は計2つです。以下では個別に写真と文章を交えてご紹介します。それぞれをクリック下さい。
(1)曼等郷菜戸小学校
(2)岔科鎮白雲村白雲小学校
以下は視察先での風景です。日本より一足先に春を迎えつつある雲南省の雰囲気がよく伝わってきますね。