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基本データ

 開校式  2010年5月23日
 旧校名   老村小学校
 所在地  昆明市尋甸回族彝族自治県甸沙郷老村村
 主要民族   イ族、漢族
 雲南川出資額  500万円
 日本側支援額   350万円
 建設内容  校舎、シャワー室(児童用)
 建設資金協力   國武豊喜さん(会員)
 蒲池真澄さん(協力者)
 九州電力株式会社(協力者)
  会費・一般寄付金
 建設経済協力   國武豊喜さん
  蒲池真澄さん
 九州電力株式会社、会費・一般寄付金
 現地パートナー   昆明市一国華僑聯合会、尋甸回族彝族自治県(県委)僑務弁公室、尋甸県甸沙郷人民政府

旧校舎

 甸沙郷老村村は、甸沙郷西部のもっとも辺鄙な場所にあります。農業世帯が393戸、人口1607人。漢族、イ族の生活地域で、全村人口の41%をイ族が占めています。農民の平均収入は807元(約1万2千円)で、貧困人口比率が非常に高い地域です。
 校舎は煉瓦・木材構造。1996年に実施された「6年制小学校普及運動」のさなか、急ごしらえに建設されたものです。村人の大変な努力によって建材が集められましたが、当時の建築レベルが低かった上に、長年修繕を施されていなかったことから、損壊がひどく、学校の安全管理上大きな脅威となっていました。それは正常な教育活動に支障をきたすほどで、学習進度も大きく遅れていました。

屋根がたわみ、窓ガラスの割れた教室で懸命に勉強する子どもたち
整理の行き届いた寮
一見何の問題もなく見えるほどです

新校舎

 2010年5月、丈夫な鉄筋コンクリート製の2階建て校舎に生まれ変わりました。建築面積は324平米、うち4.5平米のシャワー室も備えられ、子どもたちは安全で清潔な学校生活を送れるようになりました。

2階建ての新校舎
真新しい教室で勉強もはかどります

開校までの流れ

 着工式
 2009年4月22日(水)に、 雲南省政府の要望を受けて、次の支援候補地を視察するため、臨滄市双江ラフ族ワ族ブーラン族タイ族自治県「布京小学校」と昆明市尋甸回族彝族自治県「老村小学校」を訪問しました。

 開校式典
 2010年5月23日、雲南省昆明市尋甸回族イ族自治県にある当協会支援第21校目「老村小学校」の開校式が行われました。この学校では、教師8名のもと、イ族と漢族の児童146名が学んでいます。

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