Home > 協会プロジェクト > 50の小学校プロジェクト, 支援小学校 > 第18校目「清平日中友好小学校」

基本データ

 開校式  2009年4月20日
 旧校名   清平小学校
 所在地  臨滄市双江ラフ族ワ族プーラン族タイ族自治県大文郷
 主要民族   ラフ族、ワ族、タイ族、漢族
 雲南川出資額  316万円
 日本側支援額  300万円
 建設内容  校舎、トイレ、寮用ベッド
 建設資金協力   株式会社アネムホールディングス(法人会員)、
  財団法人一ツ橋綜合財団(助成金)、
 会費・一般寄付金
 建設経済協力   株式会社アネムホールディングス、
  財団法人一ツ橋綜合財団、
  会費・一般寄付金
 現地パートナー   雲南省僑務弁公室、双江県僑務弁公室、
  双江県教育局

旧校舎

 当小学校はラフ族の児童が約6割を占め、その他ワ族、タイ族、漢族などがいます。山岳地域のため半寄宿制となっています。政府の施策により、清平村の教育水準は徐々に高くなりつつあり、児童数の増加が見込まれています。
 しかし、清平小学校の校舎や寮は狭く、建築耐用年数も過ぎています。1988年の大地震による天井や壁の変形もあり、幾たびの修理をしてきましたが、根本的な問題解決にはなっていません。
 このような危険な建物では安心して勉強することができず、教育の発展にも支障をきたします。そのため、新しい建物の建築は村人と学校全員の強い希望となっています。今回の学校側の計画では、校舎と宿舎、食堂、グランドを整備するとのことで、協会で検討した結果、校舎の建築費の一部を補助することになりました。

建設中の校舎
上の写真と同じ方向から撮影
バスケットコートは雨が降ると水浸しになる

新校舎

 改築された校舎は明るく清潔で、先生方も「今まではあまりに教室が暗くて、生徒の視力に影響が出るから、毎週必ず席替えをして明るい場所と暗い場所を交代しなければなりませんでした。でもこれからは大丈夫です」とおっしゃっていました。
 校庭には日中友好のシンボルとして、桜が植樹されました。今後、子どもたちが日中友好の懸け橋となってくれたら、協会としても嬉しい限りです。

開校までの流れ

 ▲学校視察
 2008年7月30日、雲南支部林と協会の良き協力者である昆明理工大学の陳建明先生が、雲南省西南部に位置する臨滄市双江県を訪問し、支援候補地である「清平小学校」を視察して…
 開校式典
 雲南省臨滄市にある当協会支援第18校目清平小学校が開校、2009年4月20日に開校式が行われました…
PAGE TOP