日本雲南聯誼協会は「25の小さな夢基金」で支援する昆明女子中学校春蕾クラスの生徒たちに「夢は叶う」講演会を開催しています。
　これは、雲南省山岳地帯に住む少数民族の彼女たちに夢や希望をもって彼女たちの未来が幸せになることを願い、実現可能な一歩を踏み出すため日本社会の最前線で活躍する方々に講演をお願いしてまいりました。

さて、今回で9回目になるこの講演会は４月１９日に昆明女子中学、２０日に雲南大学にて大学生に向けて講演を開催しましました。
　講師はステート・ストリート信託銀行株式会社 取締役会長である高橋　秀行（たかはし ひでゆき）様にご登壇いただきお話を伺いました。
　高橋様は１９７９年野村證券㈱入社後、ルクセンブルグ、ドイツ、イギリスにおける勤務を経て、ノムラ・ホールディング・アメリカ Inc. 取締役社長兼CEO、常務執行役員を務める等、数々のポジションで先鋭となり活躍した経験をお持ちで、様々な困難が世界的に起こる中で、特にNY9.11での経験談では会社ごと危険に見舞われその後の復旧と体制の維持についての超リアルなお話に、生徒達は一様に身が引き締まる表情で話を聞いていました。最後に高い目標をどのように達成してきたのかを踏まえ、生徒達へそこから得た後悔しない生き方について優しくご教授していただきました。