webサイト「昭通新聞網」で報道されたニュースです。
原版はこちらから。
10月13日~14日、初鹿野恵蘭理事長に引率された日本・雲南聯誼協会一行5人が昭通市の教育基礎施設とオーガニック産業を視察し、副市長楊嘉華と市政府外事僑務弁公室、市教育局幹部が同行した。
日本雲南聯誼協会は非営利の民間団体で、発起人である雲南省出身の初鹿野恵蘭理事長の紹介によると、1996年に麗江で大地震が発生し、彼女は早速寄付金を集めて現地に飛んだ。そこで貧困の為学校に行けない子どもたちに出会い、心を動かされた。そして例え僅かでも自分のできるだけの力を尽くし雲南の教育事業に援助することを決心した。
2000年6月に、日本雲南聯誼協会が創立され、その主旨と目的は「より多くの日本人に雲南を理解してもらい、愛し、関心を持ち、雲南を援助する」と言うことだった。この6年間、協会は積極的に日本各地の日中友好交流に関心を持ち熱望する各界の識者とつながりをつけて、協会に参加してもらって来た。また、雲南の25の少数民族のために2校ずつ学校を建てる援助を計画した。これまでに協会は雲南省で既に15の小学校を援助して建てた。その中に、我々昭通市大関県に1校がある。
この協会は教育活動をするほかに、日本の友好人士と雲南省の友好交流を積極的に推進し、その内容は文化、医療、科学技術、環境保護などの領域に亘っている。 協会の今回の昭通視察の目的のひとつは水富県向家バ鎮文星小学校の状況把握と援助建設上の問題の話し合い、もうひとつは蕎麦や天麻等グリーン特産業の視察と無公害食品の更なる加工の可能性についての協議であった。