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~国境もコロナ禍も超えて~ 第一回ON LINE 国際交流会開催!
昆明女子春蕾生が日本の津島高校とオンラインで交流

2021年11月12日、昆明女子中と愛知県立津島高校とのオンライン国際交流会が開催されました。この交流会は、協会がこれまで行ってきた、上海日本人学校との定期交流以外に更に、春蕾生の国際性を伸ばし、同じ世代との交流を通して、日本理解を進めることを目的に行われ、今回、国際理解コースがあり、海外の学校との交流に力をいれている津島高校からの申し入れにより実現しました。

オンライン画面

昆明~日本をつないで

交流会は午前の部(三年生)と午後の部(二年生)の2回に渡って行われました。午前の部、まずは初鹿野理事長の開会の挨拶から始まり、昆明女子中の陶校長の挨拶、津島高校伊藤先生の挨拶に続き、両校の生徒たちの交流が始まりました。生徒たちは英語で自己紹介と学校や地域の紹介を行い、その後も活発に交流を行いました。

初鹿野 惠蘭 理事長

交流から始まる、友情の輪

午後の部は自由な交流の時間をより多くとったことで、更に話が盛り上がりました。昆明女子中の生徒たちが心を込めて準備してくれた雲南の紹介資料や芸術作品、少数民族の衣装に、津島高校の生徒達は興味津々で、その美しさに魅了されました。津島高校の生徒達も事前に準備した五星紅旗を振り、心からの友好の気持ちを表現しました。

途中、津島高校側のメインパソコンの通信状況にトラブルがありましたが、そんな障害をもろともせず、津島高校の生徒たちはサブパソコンの前に集まり、春蕾生達と一緒に次々と自由な会話を楽しみ、春蕾生達も積極的に質問を繰り広げました。互いに遠く離れた異国で、文化も習慣も違う若者達が、国境もコロナ禍も超えて交流を果たした瞬間でした。

今回の交流会への両校の関心度は非常に高く、津島高校にはケーブルテレビの取材が入りました。春蕾達にとっても、英語でプレゼンをするという能力向上の機会だったと同時に、日本の同年代の若者に触れ、言葉と笑顔を交わし、視野を広げ世界に羽ばたくためより学習意欲を高める絶好の機会でした。午前、午後の部とも、時間が過ぎるのはあっという間で、両校ともまだまだ話したいことがたくさん残ってしまい次回へ持ち越しとなってしまいました。

 この交流会は定期的に行われることが決まっており、12月10日に第二回交流会を実施します。今後も定期的に友情を育み、近い将来に実際に相互訪問交流の実現を目指し交流は継続的に実施の予定です。

文/栗田久里子

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