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「夢に向かって」21世紀の中国の女生徒達へ―

 2009年5月14日、当協会が援助を行う少数民族女子が通う「昆明女子中学校」(中高一貫校)にて、東京たまがわロータリークラブ三木秀隆会長のご紹介により、丘ヤス教授による演説が行われ、約160人の生徒が参加しました。

まずは丘ヤス教授の孫コートニーさんが通う、ニューヨーク郊外のミドルスクールの紹介が、本人により行われました。本場の英語を使ってのスピーチです。
 次に、丘ヤス教授のスピーチが始まりました。1950年代、人種差別や女性差別がまだ色濃く残る時代に、病院のインターン生として渡米し、大学名誉教授になるいわばサクセストーリを歩まれた丘教授。
 このサクセスストーリーの裏に隠れる努力や苦難またその乗り越え方について、立ったまま熱心に語っていただきました。

「やりたいことを一生の仕事にすると苦労も苦労に感じない」
「人生のチャンスは恐れずつかむ」「自分の信じた道を歩むべき」
など、人生の乗り越えかたを伝授され、最後に21世紀を歩む女生徒達に対し、
「21世紀は女性が大手を振って活躍できる時代、自分次第でどうにでもなる」
という言葉にて女生徒達にエールを送りました。

丘教授のスピーチが終わった後、生徒からは感謝の言葉と共に若さの秘訣や恋の質問などがされ、会場はおおいに盛り上がり幕を閉じました。

「略歴」おか・やす
1956年横浜市大学医学部卒業後渡米、デンバーの聖ヨセフ病院でインターン、翌年ニューヨークのアルバート・アインシュタイン医科大学ヤコービ病院で外科インターンをする。1959年同病院の麻酔科レジデントを経て、アメリカ麻酔学専門医の資格を習得、1961年アルバートアインシュタイン医科大学麻酔科講師、助教授、教授を経て1996年名誉教授、ニューヨーク・マウントサイナイ医科大学の講師を兼任、1978年から1995年に日本からのリサーチフェロー26名を受け入れ指導、アメリカ、日本、ヨーロッパで客員教授及び多数の公演をする。

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