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禾甸小学校 日本のカレーを囲んで交流


 当協会法人会員・神戸のNPO団体であるしゃらく主催で行われたツアーで、当協会建設の禾甸小学校(支援第9校目)児童たちとの交流が行われました。当協会はツアーの中でも小学校交流部分について協力する形で、今回の学校訪問が実現しました。しゃらくはシニア・シルバーの方々に生きがいを提案し、お手伝いをしようというNPO法人です。

 6月13日。朝ホテルを出発した一行は、一路学校を目指します。
 到着すると、すぐに小学校をあげての大歓迎を受けました。参加者はびっくりしながらも、喜びとワクワクした気持ちを盛り上げていきました。
 参加者は教員用の厨房を借りてカレーを作りました。一羽丸ごとの鶏に驚いたり、慣れない中華包丁に戸惑ったりもしましたが、さすがは日本のお母さん、着々とカレーを仕上げていくのでした。

 完成後、昼休みに学校に残った10人の子どもたちと先生方とでカレーの昼食会が開かれました。カレーは大好評で、子どもたちは「おいしい!」「この味、とてもすき!」と話してくれました。外国のお客さんと一緒に座って食事をするのが恥ずかしいのか、緊張した様子で食べていたのが印象的でした。子どもたちと参加者は好きな食べ物の話などで交流を楽しんでいました。

 食事を終え、2時から交流活動というスケジュールだったのですが、その前から子どもたちがあやとりや折り紙に夢中になり、そのまま「日本の遊び教室」が始まってしまいました。教室にあやとり、紙飛行機、折り紙、似顔絵、竹とんぼのコーナーを作り、子どもたちには興味のあるところへ自由に行ってもらいました。
 授業の合間の休み時間には、他の学年の子どもたちも教室に集まってきて「何してるの?」「私にも紙1枚ちょうだい」と興味津々。身動きができないほど教室一杯の子どもたちと交流することができました。

 ツアー参加者の皆さんも「楽しかった」「みんな覚えが速いねー」と口々に感想を述べ、満足したご様子でした。最後に一日一緒に活動した先生方、子どもたち全員で記念撮影をし、学校を後にしました。
 協会では今後もこのような交流の機会をたくさん作っていきたいと考えています。

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