2006年6月14日、樋口忠治顧問よりご支援をいただき、現在建設中の玉龍県高安小学校を、雲南支部二見が視察してきました。
 視察には、麗江市僑連の子発貴秘書長と、玉龍県統戦部の和雲飛部長が同行してくださり、学校では高安村の村長や中心小学校の李校長、高安主学校の楊校長、九河郷教育事務局の木主任も出迎えてくれました。

 高安小学校は麗江古城から1時間半ほど車で行った先にあります。高安村は主に農業を産業として、とうもろこし、たばこ、稲、麦などを作っています。村はナシ族、白族が大部分の少数民族地域で、人口は1300人。学校付近は稲やとうもろこし、麦などを植えた農地が広がり、土レンガの家がならんでいました。

 学校に到着し、子秘書長や校長先生から工事の進み具合について話を聞きました。工事は現在全工程の25%ほどまで進んでいるとのことでした。

 校舎建設中、子どもたちは隣の民家を利用して勉強していました。1階の3部屋は学前班(0学年)、1年生、3年生が、2階の屋根裏は2年生が使用していました。
 この民家を使用して6月で2ヶ月になります。7月には夏休みに入るので、学生の授業に対する影響が比較的少なくて済んでいるそうです。

 学校は9月1日の始業から使い始められるよう予定しています。工程の進度と質に注意して施工するよう、現場責任者とよく話し合い、学校を後にしました。

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