第3期生20人の旅立ち!2011年卒業式
2011年7月1日、雲南省昆明市の昆明女子高校で「25の小さな夢基金」第3期生の卒業式典が行われました。式には日本から事務局をはじめ、サポーターさんなど17名が参列、なが年応援してきた生徒さんの晴れ姿に感無量の様子でした。
今年卒業を迎えた夢基金3期生は20名。式典に続く交流会では、それぞれサポーターさんや会員さんに高校生活の成果や将来の夢を報告しました。サポーターと卒業生はこの日が初めての対面。門出を迎えた女の子たちにとって、日本の「お父さん」「お母さん」が駆けつけてくれたことは何よりの励ましとなったことでしょう。
当日の様子を、写真を交えてご報告いたします。
式典前には東日本大震災支援交流プロジェクトのご報告も。サポーターの皆さん、心なしか緊張気味!? おのおの色鮮やかな民族衣装をまとった卒業生達が教室に入り、式典はスタートしました
「25の小さな夢基金」第3期生卒業式
【日時】2011年7月1日(金)09:30~12:00 於昆明市女子高校
【参列者(敬称略)】佐々木英介、久継智弘、奥脇弘久、平田栄一、平田紀子、松岡慶子、近藤釼一、佐藤芳明、富樫政則、富樫とも子、高橋竹夫、高橋みさこ、 三木秀隆、濱津義男、余艶梅(中島弘樹さん代理)、初鹿野惠蘭、林娜・王海琳(雲南支部事務局)、高橋瑞季(東京本部事務局)
【司会】昆明女子中学校 書紀 尹潔松
【通訳】雲南大学日本語学科講師 高明
1. 開会の挨拶
昆明女子中学校 校長 李雲清
認定NPO法人日本・雲南聯誼協会 理事長 初鹿野惠蘭
ご挨拶される李雲清校長先生(右)と、同時通訳の高明先生 初鹿野理事長のご挨拶。皆さんの温かい応援に改めて感謝が述べられました
2. 卒業式に寄せて 卒業生サポーター・生徒挨拶
サポーター:濱津義男 様 支援生徒:雷木門さん
サポーター:奥脇弘久 様 支援生徒:鄧雪梅さん
サポーター:久継智弘 様 支援生徒:寸金芬さん
サポーター:中島弘樹 様(代理:余艶梅 様)支援生徒:胡暁蘭さん
右奥から雷さん&濱津さん、奥脇さん&鄧さん、久継さん&寸さん、胡さん&余さん 茶目っ気たっぷりの濱津さんは、卒業式当時雲南師範大学にご留学中でした
3. 卒業式に寄せて サポーター代表ご挨拶
メディネットインターナショナル株式会社 代表取締役 三木秀隆 様
4.支援金贈呈
5. 卒業生代表挨拶 楊暁春(イ族)
6.協会10周年記念映像放映
7. 参列者代表ご挨拶 社会福祉法人さくら福祉会 理事長 佐藤芳明 様
8.集合写真撮影
9. 交流会
待ちに待った交流タイム。平田栄一昆明特命支部長の姿も見えます。 右奥は近藤釼一名古屋支部長。現在8人の生徒さんを応援してくださっています。
ボランティア通訳を交え、サポーターと卒業生が思い思いに交流。支援に対する感謝や、これからの夢が語られました。サポーターの皆さんの眼差しは我が子の成長を温かく見守る父親そのもの!
今回参列できなかったサポーターさんのお手紙を受け取った生徒さん。「ありがとう、無事卒業しました!」 女性陣で記念撮影。右から松岡慶子さん、平田紀子特命支部長夫人、富樫とも子さん、高橋みさこさん
10. さくら福祉会ご一行様ご紹介とご挨拶
最後に、山形からご参列くださったさくら福祉会の皆さんにご挨拶を頂戴しました。向かって左から佐藤芳明理事長、高橋竹夫さんとご夫人、富樫正則さんとご夫人
11. 閉会
2時間半にも及ぶ卒業式典を終えたのち、卒業生が見送る中、日本からの参列者は式典会場となった昆明女子高校の教室をあとにしました。
皆さまのご支援のお陰で、20名の少数民族の女の子が無事高校を卒業できましたことに、改めてお礼を申し上げます。今回ご参列が叶わなかったサポーターの皆さんも、また来年の同窓会で生徒さんにお会いする機会があるかと存じますので、どうぞ楽しみにお待ちください。
なお、卒業生たちの最後の成績と進路は、8月初旬を目処に皆さまにご報告の予定です。今しばらくお待ちくださいませ。
別れはいつでも名残惜しいものです。
また同窓会でお会いしましょう!!
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