Home > その他の協会活動とイベント > 蘇州市、地元企業によるCSR支援決定契約

 子どもたちが学校へ通えて当たり前の日本。しかし、雲南省の25の少数民族の中には家庭の貧しさと「女性は家事をするもの」という古い社会観念のために学校に通えない女子児童がたくさんいます。そうした女子生徒たちを1対1で支援する協会のプロジェクト「25の小さな夢基金」が、今年10周年を迎えました。

雲南省 貧しい家庭
貧困地域に住む女性は進学出来ず若くして家庭を持つ者が多い
夢募金第一期生
夢基金第一期生卒業生(2009年)左より4番目が陳紹仙さん

 雲南省昆明市にある昆明市女子中学は、1908年に開校した雲南省で唯一の女子校です。1997年、成績優秀で強い向学心を持ちながら、高校教育を受ける機会のなかった少数民族の女子のために、学費免除の「春蕾班(高校)」が開設されました。一学年100名を超える学生が全寮制で生活しながら、「自らの手で人生を切り開こう」と勉学に励み、卒業生の多くは雲南省内の行政機関や教育現場で活躍しています。

地元中学校の 英語教師 陳紹仙さん
2014年より地元中学校で英語を教える
陳紹仙さん
昆明市女子中学 春蕾班 卒業生
今や夢基金から毎年約100名が卒業しほぼ全員が大学に進学します。(2015年卒業式)

 また、経済的な支援だけでなく、一人の女性として幅広い知識や教養を身につけてもらおうと協会は2009年に「夢は叶う講演会」を始めました。(2015年の様子はこちら)日本の企業関係者や医師、スポーツ選手などを講師に迎え、今年で7回目になりました。さらに2013年からは上海日本人学校高校部を訪問する交流活動を実施。春蕾生の代表が同世代の日本人高校生とともに授業を受け、互いの文化を体験し合い、和気あいあいのうちに相互理解を深めています。

 今年4月までに、昨年9月に入学した一年生の内、支援者の決まらない春蕾生が69名いました。これも年度を重ねる毎に増える入学者数が2年前(現在の3年生)より年100名を超えており、現在春蕾クラスの生徒数は288人が在籍しています。このことから支援者がなかなか決まらずヤキモキしていましたが、この度中国蘇州を中心とする企業家9名により69名の支援が決定しました。これで288名人全員の支援が漸く決まりホッとしました。この決定を受け4月24日初鹿野理事長と林理事が名簿と申し込み書を携え蘇州を訪問、皆様からの心地良い歓迎を受け名簿の授受が行なわれました。皆様からは「この様な基金があったことは知らなかった。今後はもっと周りに春蕾クラスについて積極的に伝えていく」とのこと。今年の新入学生も積極的に応援していきたいと目を輝かせていました。

雲南 25の小さな夢基金 共同支援の申し入れ
雲南 25の小さな夢基金 共同支援の申し入れ

また、25日には蘇州に本社を置く「盖网」グループ(ネット流通サイトの経営)より株式会社キッズ様の様に社内有志による共同支援をしたいと申し入れがありました。当日会社事業説明会へ急遽参加。プレゼンテーションの中で、CSR活動をより重視し今後協会の「夢基金」へ会社ぐるみの支援を実行すると宣言。壇上では初鹿野理事長と盖网グループ様との覚書が取交わされました。これにより来期より安定した基金運営ができることが予想されると共に、より一層の支援活動が活発になることとなるでしょう。

25の小さな夢基金 蘇州との取り組み
事業説明会にてCSVとして取り組むことを発表

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