協会事務所には中国の皆さんから日本の状況を心配してマスクが届いています。
2月にマスク不足に喘ぐ雲南省のためにと協会の呼びかけに、皆様から届いた心からのマスクが今度は、日本のマスク不足を知り皆さんを助けたいと雲南省を始め中国各地より真心のマスクが届いています。
4月7日協会を代表して初鹿野理事長、大鷲理事、会員の平田さん、初鹿野仁さん、事務局滝澤崇さんが多摩市立多摩第二小学校を訪問し、マスクと体温計を届けました。多摩第二小学校とは10年前から当協会と様々な活動を行い「小さな壁新聞」などの協会プロジェクトを通じ日中の子どもたちの交流を図ってきました。小学校ではマスクの入手が非常に難しく今後の学校再開に向けて案じており、吉田正行校長をはじめとする皆様は非常に安堵された様子でした。
また、同日午後には初鹿野理事長、会員の平田さん、初鹿野仁さん、事務局滝澤崇さん、清川絵夢さんが千代田区立和泉小学校へ訪問し村田悦子校長、丸山文生副校長にマスクと体温計を直接お渡ししました。和泉小学校とは昨年度小学校ビッグバンドクラブの子どもたちとチャリティーイベントを開催するなど文化交流を活発に行っております。こちらの小学校でもマスクの入手が出来ず再開に向けて不安とのこと。これまでに変わらず今後とも中国との交流を続けていく旨を話しました。
医療崩壊が目前といわれる昨今ですが、教育現場では教師や児童に対する環境保護は休校以外に無くマスコミに取り上げられることは殆どありません。協会では雲南との教育交流も進めていることから小学校へ少しでも役立つことがあればという観点からマスクなどの寄贈を行っています。将来、小学校の子供達にとって、この中国からの真心の贈り物による互いの国を気遣う行動は大きな財産となるでしょう。
【お問合せ】 日本雲南聯誼協会東京本部事務局 TEL:03-5206-5260 (平日 10-18時) E-mail:yunnan@jyfa.org |