Home > 協会よりお知らせ > 多様性と包摂性(diversity and inclusion)を考えさせる〜グローバルフェスタJAPAN 2021

昨年から始まった世界各地で蔓延する新型コロナウィルス感染症は、すべての国の経済に大きな打撃を与え、その多くがいまだにその影響を受けています。 そんな中、海外のニュースを見ていると、発展途上国の周縁部や社会の底辺にいる多くの人々が、経済的な面だけでなく、精神的、文化的な面でも打撃を受けていることがわかります。 感染症の社会的影響は、自然の恐ろしさと人間の弱さを思い知らされるだけでなく、地球規模の問題、広く行き渡った社会的不平等、文化的偏見、社会的に脆弱な人々が多い途上国の状況など、今の国際社会において私たちが関心を持つべき事について、より包括的な理解を得る機会となっています。

多様性あふれる社会〜思い描く未来を語ろう

昨年はコロナの影響で中止されたグローバルフェスタJapanが、今年は政府の積極的なワクチン政策を背景に開催され、先週の土日(10/9、10)にリアル会場とオンライン会場同時開催という初の試みで開催され、協会は今回オンラインで参加しました。
今年のグローバルフェスタJAPAN2021には100以上の国際協力活動、社会貢献活動、SDGsなどに取り組むNPO、NGO、企業、教育機関等の団体が参加し、「多様性あふれる社会〜思い描く未来を語ろう」をテーマに、中で特に、「多様性と包摂性(diversity and inclusion)」を強調させるイベントを企画しました。2日間の来場者数は10,357人(来場者&視聴数含)、オンライン会場はリアル会場より2倍近く参加し、視聴数は2日間累計で6,764人になりました。

新型コロナの影響で、すべての展示会の参加者数は例年より少なかったですが、しかし一方で、文化的多様性の出発点として、感染症によって課せられた地理的・人流的な制限を越えて、より幅広いコミュニティ、グループ、個人に働きかけるために、新しい技術とイノベーションを用いた国際交流・国際協力の方法を発見することができました。

そして、コロナによって与えられたマイナスの影響を乗り越え、より強靭な社会を構築するために、今こそ世界が協力して国際協力の取り組む意義を考えるチャンスと捉えるべきではないでしょうか。

雲南省の多様性を世界に知る

雲南省の面積は約39万平方キロメートル、人口は約4,800万人で、イ族、ペー族、ハニ族、タイ族、リス族、ナシ族、スイ族、回族など25の色とりどりの少数民族が暮らしており、その民族の多様性が今回の主要テーマにマッチし、より多くの人々が少数民族への理解と認識を深めていただきたいために、少数民族の生活、慣習、服飾、食文化などあらゆる面において彼らのそれぞれの民族の特徴を紹介する特製ページを作成しました。

花の祭りをお祝うイ族の少女たち
チベット族の女性と子ども

このオンライン活動を通じて、国際協力の重要性を再び認識させ、現地への直接的な支援だけでなく、国際社会における雲南省の少数民族の存在感を高めていきたいと考えています。 雲南省と日本社会のあらゆる社会的なつながりを増やし、交流事業を拡大していくことこそ、国際社会で見過ごされがちな少数民族に注目が集まり、同時にアジアの先進国である日本が経済・文化の分野でより多様な発展やビジネス機会を得られることを期待できると考えています。

多様性は一人一人の理解と行動により新たな文化を生み出し、継承することが必要とされています。今後とも皆様が当協会の活動にご理解とご協力を賜り、多文化共生の時代に向けて共に歩んでいきたいと思います。

協会のページへは「グローバルフェスタJapan」公式HPの特設ページからお越しいただけます。ぜひご覧くださいませ。

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