Home > アジア未来への人材プロジェクト > 雲南支部ではインターン生が活躍中!

2012年より開始した「アジア未来への人材プロジェクト」の一環として、雲南で日本語を学ぶ学生たちに実践の場を提供し、アジアのかけ橋となる人材を育成することを目的に実施しているインターンシップ。
 6月29日より雲南支部にて今年6月に雲南大学滇池学院雲南大学滇池学院日本語学部を卒業したばかりの胡安静さんがインターンシップに参加しています。
 インターンシップの感想が届きましたので、ご紹介します。

雲南支部インターンシップに参加して

雲南支部インターン生 胡安静

 雲南支部のインターンシップに参加してもう半月以上になりました。短い時間ですが、色々勉強になりました。
 東京本部からの業務内容と雲南支部事務所の業務内容があり、新米としては、最初は大変でした。多くの仕事内容はどのように処理すればいいのか分かりませんでした。ですから時間も長くかかってしまい、協会の皆さんにご迷惑をおかけしてしまいました。雲南支部の仕事と東京からの仕事がぶつかって、猫の手も借りたいほど忙しかった時もあります。少し大変ですけれども、充実していて、毎日仕事を終えたら、達成感がいっぱいです。私はそのような忙しい生活が好きだからです。

 今回のインターンシップに参加できて、一番よかったのは大学で専攻した日本語を引き続き活かせることです。東京本部の皆さんも雲南支部支部のみんなさんも新人としての私に大変よくお世話をしてくださっています。仕事だけではなく、正しい日本語の表現も教えてくださいます。それに、毎日日本語で東京本部と交流したり、ファイルと手紙の翻訳などをしたりして日本語能力も高められています。そのほかにwps、word、excelとpptなどのパソコンソフトも身につき、仕事のためのビジネスマーケティングに関する知識と企画運営方案なども少し勉強しました。


 実は、私はあまりおしゃべりなタイプではなく、今も人前に立つとすぐ赤面して、すごく緊張します。何を言うか全然分からなくて、頭の中は真っ白になってしまいます。ですから、どのように人間関係に対応したらいいか分かりませんでした。卒業前、自分だけではなく、両親までも私の卒業後の就職やこの厳しい社会の下での生活を心配していました。新型コロナウィルスの影響で授業も中断し、卒業実習もできず、長い間、私は毎日、焦ったり、迷ったりしていました。
 幸い、6月末に大学を卒業して、大学の先生のお陰でインターン生として協会に来ました。非常に光栄だと思っています。協会は非営利機関として貧しい家庭の学生たちと遠い地域の少数民族の子どもたちを支援しています。学生たちからの感謝の手紙の整理や日本のサポーターの皆さんからの手紙の翻訳などをして、心のこもった手紙を読んで、お互いにつながっている関係を感じさせられました。それに、お互いの交流を通じて、今までに経験したことのない愛と温かさも実感させてくれました。

 最後になりますが、皆さんに感謝の気持ちを伝えたいと思います。感謝の気持ちは言葉では十分に言い尽くせませんが、大学の先生、協会の理事長とスタッフの皆さんのご指導、助け、関心に感謝致します。ありがとうございます。

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