初鹿野理事長は1月21日、会議のため飛行機で昆明の南西約1000キロに位置する臨滄市へ向かいました。その際に、「夢基金」で支援している昆明市昆明女子中学高等部「春蕾クラス」の卒業生2名(汪金梅さんと陳紅梅さん)が、理事長の宿泊先まで会いに来てくれました。
お二人は「理事長に会えたことが、故郷の親戚や先生に会えたような気持ちで、とても嬉しい。」と、久しぶりの歓談を喜びました。2017年に高校を卒業して、大学に進学し、社会人として雲南省で働いている中で、協会と日本から「夢基金」を通じて支援して下さった方々に、とても感謝していると沢山の思いをいただきました。
夢基金・里親サポーターへの感謝
陳紅梅さんは昆明市女子中学高等部に在学中の頃を振り返って、生まれ育った臨滄市の山間僻地での暮らしと、都会な昆明での暮らしにギャップがあり馴染めず、学校を辞めようと悩んだ時があったといいます。そんな時に、親や里親サポーター久継智弘さんからの手紙、そして協会からの応援が心の支えとなり、踏みとどまることができたと語りました。今考えると、あの時に諦めなくて良かったと、心から支援をしてくれた久継さんと協会に感謝しており、これからも仕事を頑張って行きたいとおっしゃっていました。
陳紅梅さんは、初鹿野理事長と里親サポーターの久継さんに、手作りのプーアル茶をプレゼントしてくださいました。(久継さんに協会が責任をもって郵送させていただきます。)
また、協会設立25周年の節目を迎える来年に向け、汪金梅さんは夢基金卒業生が先輩から後輩まで、お互いに連絡をし合える場を作りたいといいます。昆明で、卒業生達と協会が力を合わせて、社会を少しでも良くしていく、そんな活動を一緒に作っていきたいと、熱い思いを語って下さいました。
初鹿野理事長はお二人のお話を聞いて、涙が出そうになるほど嬉しく、感動致しました。またこの度の雲南省への出張においても、協会の少数民族女子生徒への支援活動は、世界各地の華僑の皆様からも、支援と尊敬のお言葉を頂いております。改めて、夢基金・協会を支えて下さる皆さんに、深く御礼申し上げます。ありがとうございました。
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