かねてより、新型コロナの影響で延期となっていた多摩大学での初鹿野理事長による特別講演が、ようやく行われました。講演会場となった多摩大学は、「現代の志塾」と呼ばれ、寺島実郎学長をはじめ教授陣のほぼ全てが実業界出身という出色の大学です。今回は多摩大学のコア学部である情報学部より招請を受け、初鹿野理事長、林理事、滝澤崇ボランティア、初鹿野仁ボランティアの４名により講演を実施しました。

始めに、今回の講演の実現に向けて動いていただいた幹事の関秀雄情報学部客員教授よりご挨拶の後、滝澤ボランティアにより、簡単な協会の成り立ちや、初鹿野理事長の紹介が行われました。会場には、学生の他に各ゼミの教授も聴講するなど、関心の高さが伺えました。講演時間は時間の都合上６０分以内という制約でしたが、スライドを交え国境を越えて支援する協会の意義と目的、そしてその熱意について学生に語り掛けました。

最後に聴講した学生にアンケートを記入していただきました。回答に多くあったのは、自分が知らない世界がありその文化を、もっと知りたい。貧困について経営学的にもっと知りたい。子供たちのために手を差し伸べたい。ある意味とてもカルチャーショックだったなど、学生にとっても非常に刺激となる講演だった様子でした。最後に情報学部を代表して趙 佑鎭経営情報学部教授よりまとめのご挨拶がありました。協会は今後もこのような雲南省の少数民族の教育支援から文化まで出張講演や授業を、小学校から大学、そして企業まで幅広く対応致しますので事務局までお問い合わせください。