―中村有里子理事―
　春分の日に中国大使館主催の「国際女性の日」祝賀レセプションに初鹿野恵蘭理事長のお誘いで、神立めぐみ理事と共に初めて参加をさせていただきました。セキュリティーチェックを受け、少し緊張して中国大使館に入りましたが、女性の日の祝賀レセプションということでとても華やかな雰囲気でした。オープニングには様々な美しい民族衣装の女性が並び、続いて琴の調べと美しい衣装に、優雅な所作の女性達による春分茶会と称した宋の時代の茶芸の披露がありました。
　その後、丁玥大使夫人のご挨拶のスピーチ、続いて岸田首相夫人のスピーチ、最後に呉江浩大使のスピーチがありました。大使は、驚くほど日本語がお上手で、ユーモアもあり、「恐妻家」などという日本語も飛び出し、場を和ませるほどでした。
丁玥大使夫人のスピーチの中に、「中国では女性は天の半分を支えている」という言葉がありました。外は台風並みの春の嵐でしたが、柔らかな強さを持つ女性たちが天の半分を支える未来は明るいと感じた次第です。