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2024 新年のご挨拶

 2024年を迎え、新年のご挨拶を申し上げます。
 
 この度、石川県の能登地方を震源とする「石川県能登半島地震」、関連する事故によって犠牲になられたすべての方々に深く哀悼の意を表するとともに、被災者の方々に心よりお見舞い申し上げます。
協会は、2008年中国・四川省大地震、2011年東日本大震災が発生した際に、会員の方々と被災地を訪れました。その時の、地震によって変わり果てた土地、風景は今でも鮮明に覚えています。この度の地震による多大な被害の状況を、報道で目にする度、心を痛めております。協会に致しましては、少しでも皆様のお力になることを願い、支援の方法を模索しております。被災地の皆様の安全と、一日も早い復興をお祈りしております。

 さて、協会の昨年の活動を少し振り返りたいと思います。昨年は、日中平和友好条約締結45周年の節目の年となり、協会は積極的に両国の草の根交流事業に取り組みました。2月には、雲南省昆明市にて日本国総領事館やJETRO等と提携し、雲南省で初めてとなった大規模なジャパン フェスティバルを成功させました。9月には、東京でのチャイナ フェスティバルに参加し、私たちの活動を通じて両国の皆様に日本と中国の文化を知っていただくことができました。12月には4年ぶりとなった協会主催「日本と雲南少数民族の友好の夕べ チャリティー忘年会」の開催が叶い、会員の皆様や新たな方々と出会うことができ、非常に励みになりました。また活動報告映像を通して、皆様から感動の声が上がっておりました。
 私たちが今対峙している世界は、疫病、自然災害等が頻繁に発生し、不安定な時代の流れの中にあります。だからこそ、次世代を担う若者たちが幸せで暮らしやすい社会の構築を念頭においた、教育支援こそが重要ではないかと考えております。中国の著名な詩人である冰心氏が「有了愛就有了一切(愛こそ全て)」という言葉を残しているように、協会は世界中の温かいご支援や思い、希望の受け皿となり、子どもたち、そして社会に届けていく使命があると考えております。 
 昨年度は、雲南省少数民族の子ども達への教育支援事業(「25の小さな夢基金」)において、278名の女子高生を支援致しました。会員の皆様方と現地での支援している子どもたちと交流することは叶いませんでしたが、今年こそ「雲南ふれあいの旅」の企画・計画を進めていきたいと考えております。また雲南省の若者たちが日本で留学や就職をするためのサポート事業にも力を入れたいと考えております。
 本年も、これまで支えて下さった皆様の思いを乗せて、初心を忘れず走り続けたいと考えております。どうぞご支援・ご理解・ご指導のほど、よろしくお願いいたします。

日本雲南聯誼協会 理事長 初鹿野 惠蘭

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