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第21回チャリティー忘年会「日本と雲南少数民族の夕べ」開催

各界のゲスト、参加者、ボランティアを含め130名が集結

 昨年12月25日、東京都新宿区のホテルグランドヒル市ヶ谷にて、認定NPO法人日本雲南聯誼協会主催は第21回チャリティー忘年会「日本と雲南少数民族友好の夕べ」を盛大に開催致しました。このチャリティー忘年会は、雲南省の教育発展と日中友好の架け橋となり、両国人民の深い理解と絆を育むことを目的としています。当日は、各界から多くの賛同者と支援者が集まり、公益財団法人日中友好会館中国代表理事の黄星原様、全日本鉄道労働組合総連合会(JR総連)執行委員長の山口浩治様、一般社団法人日中協会理事長の瀬野清水様、日本華僑華人博士協会会長の徐栄様をはじめとする各界のゲストと参加者が参加され、ボランティアとして協力してくださった方々を含め、130名以上の方々が一堂に会しました。

協会の成果と支援者への感謝

2024年度の活動報告

 イベントの冒頭では、2024年度の活動を振り返る映像が上映され、協会が設立以来、次世代を担う日中の若者達が幸せで、暮らしやすい社会の構築を念頭に、多くの人々と共に歩んできた、雲南省少数民族の子ども達に対する教育支援をはじめ、日中の草の根交流の事業が紹介されました。

開会のご挨拶

 遠藤功副理事長は開会の挨拶の中で、「2025年は協会設立25周年という大切な年を迎えます。これまでのご支援に心から感謝し、今後も共に手を携えて雲南省の教育事業を支えていきたい」と語り、会場は温かい拍手で包まれました。 また、御来賓を代表して、公益財団法人 日中友好会館 中国代表理事 黄星原様と、全日本鉄道労働組合総連合会 執行委員長 山口浩治様からもご挨拶をいただきました。黄様は「協会設立以前からのご縁を大切にし、日中両国の友好と教育支援活動に深い感謝を表します」と述べ、山口様は「小学校建設の活動に心から敬意を表し、今後の活躍を期待しています」と語られました。続いて、初鹿野惠蘭理事長は、協会の設立から24年を振り返り、「『友好の橋渡し、文化交流の促進、社会公益の推進』という初心を貫き、様々な分野で素晴らしい成果を上げてきたのは皆様のご支援のおかげです」と感謝の気持ちを伝えました。

感謝状の贈呈

  さらに、株式会社ナンセイスチール様からのご寄付により、雲南省紅河州河口瑶族自治県の小学校3校に1,200万円が寄付され、施設と生徒たちの生活環境の改善に向けて動いていることが紹介され、会場は感動に包まれました。また、協会からは、ご支援いただいた各団体と個人の皆様に感謝状が手渡され、心温まるひとときとなりました。感謝状を贈呈された方々を代表し、協会顧問である、HSK認定校フルーエント中国語学院 学長 三宅裕之様より、ご挨拶を頂戴致しました。(詳しくはこちらをご覧ください: )

お食事・ご歓談・アトラクション

乾杯とアトラクションで会場は大盛り上がり

 元乾杯の御発声は一般社団法人日中協会理事長 瀬野清水様により行われ、昨年4月に行われた「ドキュメンタリー大作『再会長江』鑑賞交流会」の成功を祝し、長年にわたる協会の活動に敬意を表しました。美味しい料理を囲みながら、アトラクションも盛り上がり、参加者同士の交流が深まりました。

アトラクション①: トップクラス変面師・王文強氏による「変面」パフォーマンス

 今回のチャリティー忘年会では、「アジア芸術文化促進会」代表であり、世界的に名高い変面師・王文強氏による「変面」が披露されました。「変面」は、中国四川省発祥の伝統芸能で、300年以上の歴史と深い文化が息づいています。その見事な技術は、「絶技」として多くの人々に感動を与え続けています。王氏の手にかかると、一瞬でお面が変わり、会場全体に驚きと歓声が広がりました。ステージを飛び出し、会場中を練り歩きながらのパフォーマンスは、どの瞬間も目が離せませんでした。お面が変わる度に、観客からは大きな拍手とどよめきが起こり、その場にいた全員がその魅力に引き込まれました。

アトラクション②:驚きの柔軟体操! 山下博先生の健康メソッド

 「体がかたい」と感じている方々にとって、山下博先生の健康体操はまさに目から鱗の体験でした。先生の指導のもと、体の一部を動かすだけで、硬く感じていた体が驚くほど柔らかくなる不思議な体操が披露されました。司会者の林媛さんが実際に体験すると、その効果がすぐに現れ、前屈が驚くほど楽にできるようになりました。参加者一人ひとりがその変化を実感し、笑顔で満たされた時間となりました。

アトラクション③ 蔡暁華先生の砂で紡ぐ感動の物語:砂絵パフォーマンス

サンドアートの名手、蔡暁華先生による素晴らしいパフォーマンスが会場を魅了しました。蔡先生は、2015年に砂絵を学び始め、そこから自らのスタイルを確立しました。音、光、電気といった多様な表現手段を駆使して描かれる砂絵は、細密でありながら力強く、そして感動的な物語を描き出します。その演技は、まるで目の前で物語が生き生きと動き出すかのような感覚を呼び起こし、会場中の全ての参加者が息を呑んで見守りました。


アトラクション④: 華楽坊芸術学校によるチベット族の力強き踊り「浪拉山情」

チベット族の伝統舞踊「浪拉山情」が、華楽坊芸術学校の皆さんによって美しく披露されました。浪拉山(ラングラ山)は、チベット地域における聖なる山とされ、チベット族の人々はその山に無限の勇気と力を授けてもらえると信じています。この信仰を表現した「浪拉山情」は、踊り手たちの力強く、優雅な動きによって、その神聖な思いが見事に表現され、観客の心を深く打ちました。チベットの大地を感じさせる踊りは、会場に温かく力強いエネルギーを広げました。


アトラクション⑤:豪華景品が当たる!毎年恒例「お楽しみ抽選会

 毎年恒例の「お楽しみ抽選会」も大変盛り上がりました。今年も素敵な景品がたくさんご用意され、10名の当選者には、心温まるご協賛者様からの素晴らしい贈り物が届けられました。抽選会は、参加者の皆様にとって、楽しみのひとときであり、協会への支援と共に、さらなる交流と絆を深める機会となりました。笑顔あふれる瞬間に、会場全体が一体となり、温かな雰囲気が広がりました。

閉会のご挨拶と未来への期待

閉会の挨拶では、元重慶日本国総領事館総領事であり、協会顧問の小松道彦様が「皆様の温かいご支援に心より感謝します。次回、設立25周年記念式典で再びお会いできることを楽しみにしています」と述べ、感動的な締めくくりとなりました。

協会顧問 小松道彦様

ご支援をいただきました皆様に厚く御礼申し上げます

今回のチャリティー忘年会では、募金箱に多くのご寄付をいただきました。皆様の善意と支援が、今後も雲南省の教育と文化交流を支える力となります。ボランティアの皆様にも、この場をお借りして心から感謝申し上げます。ご協力のおかげで、この素晴らしいイベントが実現しました。

【チャリティー忘年会 ご協賛・ご寄付】
雅泰国際貿易株式会社、華楽坊芸術学校 蒋彩雲、中国雲南酒膳坊「過橋米線」、花漫里、日中商報、ビューテイエステサロン癒林、蔡暁華、一般社団法人アジア芸術文化促進会会長 王文強、一般社団法人日本雲南総商会、日本雲南育奉祥経貿株式会社、参加者の皆様

【チャリティ忘年会 ボランティア】
滝澤崇、林媛、張嶸、陳慧紅、呉雨桐、施銘哲、崔志恺、李雨桐、銭胤杉 

最後に、改めて御協賛・ご寄付・ご協力いただいた皆様に心より感謝申し上げます。共に手を取り合い、未来を照らす力となる活動に、今後ともご支援を賜りますようお願い申し上げます。ありがとうございました。

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