Home > 協会よりお知らせ > 第40回 「墨美展」 を終えて

 本協会設立当初から専務理事を務められた(故)杉谷隆志先生は水墨画家でした。先生が主催された『墨美展』は、会員有志に引き継がれています。第40回を迎えた2024年は、10月31日〜11月5日にかけて、ヒルトピアアートスペース(西新宿ヒルトン東京地下1階)にて開催されました。会場には、書道、墨画、日本画、篆刻、陶芸等幅広い分野のプロ・アマチュアの作品が多数出品されており、墨美を楽しむ人々で賑わっていました。協会からは初鹿野理事長が会場を訪れました。

「墨美会」久昌事務局長よりレポートと写真のご紹介

 参観者と作者が交流し、共に楽しめる墨美展

「墨美会」創立40周年記念・第40回「墨美展」は盛況の中、無事終了いたしました。いつも変わらぬご支援に深く感謝申し上げます。特に今回は初鹿野惠蘭理事長からトンパ文字の素晴らしい作品を紹介して頂きました(万里侵碧落 木琛(ムーチェン)書)。興味深く足を止める人も多く、40周年記念展にふさわしく好評でした。この場をお借りし、厚く御礼申し上げます。

 「墨美会」と日本雲南聯議協会は亡き杉谷隆志会長の縁で深く結ばれてきました。特に雲南スケッチ旅行ではいろいろお世話になって来ました。杉谷先生は雲南旅行には何回も行かれたようで、茶葉古道や峨眉山の自慢話は度々伺いました。中でも2007年、独龍族の村の小学校開校式に参加するため、八十才にして怒江をロープで渡った話は圧巻で絵にも残しています。トンパ文字を初め、魅力的な芸術や文化が存在する雲南。玉龍雪山、梅里雪山の神々しいまでに美しい山々。いつかまた行きたいね!行けるかね?トンパ文字の作品の前でかつてのスケッチ旅行仲間の話題は尽きません。

 「墨美会」は“コロナ禍”と“杉谷会長逝去”の危機からようやく立ち直り再出発したばかりです。『へたでへたらず』。国内スケッチ旅行や研修会を通して研鑽し合い、小規模ながら充実した内容で、「参観者と作者が交流し、共に楽しめる墨美展」を目指し頑張ります。今後ともよろしくお願い申し上げます。

墨美会事務局長 久昌貴代江

 

会期 :2024年10月31日〜11月5日  10:00~6:30 (最終日は13:00まで)

会場 ヒルトピアアートスクエア
   東京都新宿区西新宿6-6-2 ヒルトン東京 地下1階
   ヒルトピアショッピングアーケード内
 

電話 03-3343-5252(平日)

主催 墨美会(すみびかい)㈱ 

   HP:http://sumibikai.web.fc2.com/ 

入場料:無料

チラシ

 

お問い合わせ

日本雲南聯誼協会東京本部事務局
TEL:03-5206-5260  FAX:03-5206-5261
業務時間:平日 10時〜18時(電話受付時間10時〜17時)
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