9月22日、大阪万博の「雲南デー」にあわせて、雲南省が誇る銘茶をテーマにした中国雲南茶文化交流・鑑賞会「雲南という名の生活」が大阪市内で開催されました。当協会も参加協力し、日中の文化交流の一助となりました。

雲南茶の深い香りと味わいを体験

　会場には、雲南双勐庫茶葉有限公司の代表をはじめ、日本の茶道関係者や茶研究者、文化人など茶に関わる幅広い方々が集まりました。

　標高2,000メートルを超える雲南の山岳地で採れた古樹プーアル茶の試飲が行われ、千年を超える樹齢の茶葉がもたらす深い香りとまろやかな味わいに、参加者からは「自然と一体になった味わい」との声が上がりました。雲南茶の奥深さと魅力を肌で感じる貴重なひとときとなりました。

茶を通じた文化交流

　日中の茶人による円卓対談では、「茶を通じて心を通わせることが、文化を超えた理解の第一歩である」と語られ、古来の“茶の精神”が現代にも息づいていることを改めて確認する場となりました。 会場は温かな拍手に包まれ、参加者の表情には静かな感動と共感が広がり、茶を通した文化交流の深まりを実感できる一日となりました。

概要

日　時：2025年9月22日（月）　14:30～16:30（日本時間）
会　場：帝国ホテル大阪4階「桐の間」
主　催：中国国際貿易促進委員会雲南省分会、一般社団法人日本雲南総商会
　　 雲南双勐庫茶葉有限公司(勐庫戎氏)
協　力：認定NPO法人日本雲南聯誼協会