Home > その他の協会活動とイベント > 『チャイナフェスティバル2025』出展のご報告

東京・代々木公園にて「チャイナフェスティバル2025」開催

 2025年9月6日(土)・7日(日)の2日間、東京・代々木公園イベント広場にて、「チャイナフェスティバル2025」が盛大に開催されました。
 本イベントは、中国駐日本大使館および実行委員会の主催による、日本最大規模の中国文化交流フェスティバルです。今年は延べ20万人以上の来場者を迎え、文化・観光・企業・飲食など約160ブースが出展し、日中両国から約60組による多彩なステージパフォーマンスが披露されました。

雲南の魅力を発信

 日本雲南聯誼協会は、雲南省駐日東京商務代表処、日本雲南総商会と連携し出展しました。ブースでは、協会の活動の紹介や、雲南の自然・歴史・多民族文化を五感で体験していただける内容を企画し、多くの来場者にご好評をいただきました。

出展内容の一部をご紹介:

  • コーヒー:雲南産スペシャルティブランド「COFFEE: PURE PEAKS」のハンドドリップを提供
  • お茶:プーアル茶や滇紅茶を通じて、雲南の豊かな自然と深い歴史を体感
  • 食品:雲南米線や野生きのこを使った料理の実演・試食で、味覚から雲南を紹介
  • 酒類:シャングリラ産ワインや雲南高原のクラフトウイスキーを紹介
  • 手工芸品:白(ペー)族の吉祥花刺繍が施された伝統工芸品を展示
  • 民族衣装:イ族・ナシ族・ペー族など、10以上の少数民族の民族衣装を展示・試着体験

 また、展示物には背景となる文化や民族のストーリーを添え、単なる物販ではなく、来場者の皆様に「知る・感じる・つながる」体験をお届けしました。色彩豊かな衣装や織物、丁寧な手仕事を通じて、雲南の多様な文化を直感的に感じていただく場となりました。

ブースのハイライト

国境を越えた音楽の力

 雲南の民族楽器「フルス(葫芦絲)」の演奏に合わせて、日本人アーティスト方が中国語の歌を披露してくださいました。フルスも、中国語の歌も、YouTubeを通じて独学で学ばれたとお話を伺いました。国境を越えた音楽の力に、来場者からも感動の声が上がりました。

心温まるイラスト

 また、ボランティアとしてご協力いただいた胡波先生が、素敵なイラストを描いてくださりました。手書きならではのやわらかなタッチで、一人ひとりの特徴が丁寧に描かれており、まるでその人の魅力がそのまま紙の上に表れているような作品でした。スタッフ一同、思わず笑顔になり、心がほっこり温まりました。

人と人とが繋がる

 当協会のブースには、かつて雲南を訪れた方、雲南に興味をお持ちの方、そして現在日本で暮らす雲南出身の方など、多様な背景を持つ多くの方々が訪れてくださいました。新たな出会いや再会が生まれ、雲南と日本をつなぐ貴重な交流の場となりました。

ご協力いただいた皆さま

 ボランティアの皆様が鮮やかな民族衣装を身につけて、協会の活動を支え会場を盛り上げて下さいました。イベントの成功は、日々支えてくださっている皆さまのご尽力のおかげです。今回、ボランティアとして参加・ご協力いただいた皆さまに、心より感謝申し上げます。

多くの方々のご協力とご支援により開催が実現

ボランティアの皆さま(順不同・敬称略):
許竣博、李卓陽、内田佳澄、弓削田晃、胡波、王佳静、蒋彩雲、銭美琪、陳静思、森正一郎、周静、姚晨璐、杨淼淼、文雯

森正一郎理事、胡波先生、李雨桐さんより差し入れも頂戴しました。この場を借りて御礼申し上げます。

 これからも、日本と雲南をつなぐ架け橋として、文化交流の促進に努めてまいります。
今後とも、日本雲南聯誼協会へのご支援・ご協力をどうぞよろしくお願い申し上げます。また来年、皆様と会場でお会いできるのを楽しみにしています。

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