2025 新年のご挨拶
新年あけましておめでとうございます。
日本雲南聯誼協会は、皆様の温かいご支援と変わらぬご協力に支えられ、昨年、創立二十五周年という節目の年を迎えるとともに、大阪・関西万博関連の活動や日本国内での交流事業など、各地で活発な活動を展開することができました。協会大宮支部をはじめ、多くの皆様のお力添えにより、実りある一年となりましたことに、心より感謝申し上げます。
振り返りますと、この二十五年の道のりは、決して平たんなものではありませんでした。それでも私たちは、協会の役割と強い信念を胸に、雲南省少数民族地域の教育支援、そして日中の文化・経済交流、雲南各地域からの来日支援など、一つひとつのご縁を大切に、活動を積み重ねてまいりました。
こうした長年の取り組みの中で、時を経て見えてきた成果もあります。「25の小さな夢基金」を通じて支援した女子生徒たちは、進学、就職、結婚、出産を経て、故郷で社会を支える存在へと成長しています。昨年度には、夢基金里親サポーターと成長した元生徒が、雲南省で再会を果たし、支援が人生に寄り添ってきたことを実感する、感動的なひとときとなりました。
創立二十五周年記念式典では、全国各地、さらには中国・雲南省からも多くの皆様にお集まりいただき、再会と語らいの時間を共有できたことは、協会にとって25年間で紡いだきた絆を実感する機会となり、何にも代えがたい財産となりました。
2026年は、こうしたご縁を「再会」と「対話」へとつなげる一年にしたいと考えております。雲南現地のスタッフやボランティアの協力のもと、「50の小学校プロジェクト」や「25の小さな夢基金」のフォローアップ事業や、青少年人材育成事業、雲南文化に触れる交流事業等を進めて参ります。
協会は本年も、希望と信念を力に、一歩一歩着実に歩んでまいります。本年が皆様お一人おひとりにとって、健やかで実り多く、新たな出会いに恵まれる一年となりますことを、心よりお祈り申し上げます。
日本雲南聯誼協会 理事長 初鹿野 惠蘭


《龍馬雲端・古道新程》作者:胡波
協会の歩みとこれからの未来を象徴する一枚として、協会会報で連載<彩雲日和>をご寄稿いただいている胡波先生より、心温まるお祝いの画をご献呈いただきました。 雲南の大地に連なる茶馬古道の精神と、日中をつなぐ交流の願いを重ね描いた本作《龍馬雲端・古道新程》には、これまで紡がれてきたご縁への敬意と、未来へ向けて歩み続ける協会への励ましが込められています。 ここに、作者ご自身による作品への想いをご紹介いたします。
このたび、日本雲南聯誼協会様の節目の年を寿ぎ、《龍馬雲端・古道新程》を描かせていただきました。本作には、雲南の茶馬古道に受け継がれてきた千年の精神と、現代において育まれてきた日中友好交流への願いを、水墨の一筆一筆に込めています。
山海を越え、人と文化をつないできた協会の歩みに、深い敬意を表し、本作を献呈いたします。 画面の中心に描いた黒馬は、長い歳月を経て蓄えられた力が、いま大きく花開こうとする姿を象徴しています。疾走するたてがみや伸びやかな筋骨には、かつて茶馬古道を切り拓いた人々の勇気と挑戦の精神を重ねました。
深い墨色の中に施した白い輪郭線は、困難の只中にあっても、常に希望の光が存在することを示しています。 馬の首元に添えた七色の一角は、中国神話における麒麟の「平和と吉祥」、そして雲南を象徴する「七彩祥雲」の意を重ね合わせたものです。虹色の光は霧を照らし、新たな道を示す灯火として、未来への願いを託しています。 馬背の荷には、普洱茶や雲南コーヒー、日本の漆器や茶筅などを描き込みました。それらは物資の往来にとどまらず、心と文化が行き交ってきた日中交流の歴史そのものです。荷を結ぶ縄には、両国に共通する「縁」を象徴する結びを用い、これまで紡がれてきた確かな絆を表しました。墨が宣紙の上で呼吸し、古道の蹄音が現代の交流のリズムへと溶け合うとき、七彩をまとったこの黒馬は、雲南の山河の精神の化身であり、また日本雲南聯誼協会様が歩み続けてこられた信念の象徴でもあります。この水墨に託した祝福が、2026年の新たな光とともに、さらなる交流と友好の未来へと駆けてゆくことを、心より願っております。 ー胡波

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