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    日中の若者が独龍江に夢を届ける!
"自転車で世界一周"河原啓一郎さん、日中友好巴坡僑心小学校を訪問

 自転車での世界一周の道中、中国で様々なボランティア活動を行っている河原啓一郎さん(28歳)という若者がいます。2013年5月2日、河原さんは仲間と共に協会支援校でも最も奥地にある日中友好巴坡僑心小学校を訪ね、トールン族の子どもたちに素敵な夢を届けてくれました。
 

 昆明からバスを乗り継ぎ25時間、まだ雪が残る険しい山路を抜け、更に4時間山の中を歩いて辿り着いたのがここ独龍江巴坡地区にある秘境の学校「日中友好僑心巴坡小学校」です。元々、同じ怒江州のミャンマー国境付近に暮らす、国籍もなく生活が困難な人々の村を訪れる予定でしたが、日本のNPOが支援をしている学校があると知り、途中の町で全校児童分の文房具と体育用具を揃えて一路仲間と共に巴坡へと向かったのです。

 突然の訪問にもかかわらず、校長先生や村の人々は僕らを温かく出迎えてくだいました。子どもたちとは工作やゲームを通して距離を縮めていきました。持参したプリンターでこの時にしかない思い出を写真に変えてプレゼントすると、みんな大喜び。開校から数年、 国策によって生活の窮状は事前に伺っていたよりも改善されているようです。3ヶ月後に開通するというトンネルにより、美しい自然を持つこの場所も観光地へと変わっていくのかもしれません。村人の間では、雪により一年の半分以上渡って交通が遮断されてしまう状況が改善されると期待する声もありました。

 時代も町も変容して行きますが、子どもたちがここで過ごした3年間のかけがえのない思い出と、遠く日本から応援し見守っている友人がいるということを忘れることなく、素敵な大人になってくれることを願っています。(河原啓一郎)



若者たちはこの険しい道のりをひたすら歩き、ようやく独龍江へたどり着きました
河原さんとトールン族の子どもたち。遠い国からやってきた友人を屈託ない笑顔で迎えます
「お兄さんお姉さんと一緒に"夢を載せる"かざぐるまを作りましょう」
「作り方わかった人〜?」「はーい!」
「ここをこうやって作るんだよ」
夢をいっぱい持った、素敵な大人になってね!

 
【写真提供(敬称略)】河原啓一郎
【訪問者(敬称略)】河原啓一郎、大森たかし、李晨蕾、融氷

   
 
 
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更新日: 2013年5月30日 14:28
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