NPO法人 日本・雲南聯誼協会

 

 

 

 

 

 

 

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心より東日本大震災のお見舞いを申し上げます。


このたびの東日本太平洋沖大地震および新潟中越地方・長野県北部を震源とする地震により被災されました皆様に心よりお見舞い申し上げます。

 11日午後に発生しました未曾有の巨大地震は、日がたつにつれ被災地の状況が明らかなっており、被害の甚大さに心が痛むばかりです。当協会にも中国政府や雲南省政府関係者から「お見舞い」とともに「是非、救援のお手伝いをしたい」との申し出があった他、13日夜までに10名の雲南市民の方からも、寄付のお申し出を頂戴しました。

 当協会創立の端緒となったのは1996年2月の「麗江大地震」です。これまで協会の教育支援活動に多大なご支援・ご協力をいただきました日本の皆様方に、15年後、このような大惨事が降りかかろうとは、厳しすぎる現実に目を疑うばかりです。中国メディアは連日大々的に報道し、中国中央テレビは中継の特別番組を組むなど、関心の高さが現れています。特にこのような巨大な震災を前にしても、パニックにおちることなく冷静な秩序だった日本人の行動が、多くの中国人の尊敬と感動を呼びおこしていることが唯一の私の救いです。

 日本の外務省によりますと、今回の大震災を受け、88カ国・地域から支援の申し出があるとのことです。特に中国は、2008年の四川大地震では日本から大きな援助を受けました。今度はお返しをしなければなりません。依然として余震が続くなか、懸命の人命救助が続けられております。今後、復興に向けた動きが始まる際には微力ながら被災者のニーズに合ったボランティア活動を開始しようと思います。まずは、一日も早い復旧を心からお祈り申し上げます。


平成23年3月14日 認定特定非営利活動法人 日本雲南聯誼協会
理事長 初鹿野 惠蘭


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