長江流域では、春節の頃になると黄色の花をつけたロウバイが切り花(枝)で販売されています。 ロウバイは梅の香りがより強いので別名香花とも呼ばれています。アパートの部屋の中は甘い香りでいっぱいになり、ひと足早く春を感じ取っています。中国の人たちは、香りのする花が大好きです。 ロウバイの名前の由来は定かでありませんが、12月(臘月ロウゲツ)に咲き始めるので臘梅とか、花が蝋細工のようであることから蝋梅とか、中国ではどちら でも使われているようです。 日本で一般的にロウバイと呼んでいるのは園芸種で、花の芯に赤味のな いソシンロウバイが庭木として多く植えられています。中国原産のロウバ イは花の芯に赤味があります。中国でもソシンロウバイが公園等で植えら れています。 |