2006年4月14日、朝早く元陽のホテルを出発した一行は、バスで山の悪路を3時間以上かけ、登っていました。目指すは頂上にある協会支援第8校目の「日中友好紅河県他撒ハニ族僑心小学校」。時間は開校式開始予定時刻の11時を少し過ぎていました。山肌は一面の棚田。来月の田植えを控え、水が入った一つひとつの田んぼはキラキラと輝いています。
|
|
学校の裏手にある棚田
|
出迎えてくれた子どもたち |
車が頂上に到着すると同時に「ドンドン、ドンドン!」という太鼓のリズム、そして子どもたちの歌声と手拍子が聞こえてきます。
30度はあるかと思われる炎天下の中、日本からの我々一行をずっと待っていてくれた学校の子どもたちの笑顔がそこにありました。
|
|
炎天下の中、子どもたちが笑顔いっぱいに出迎えてくれました |
|
|
式を見守る子どもたちのお母さん |
屋根の上から見学する村人たち |
|
|
開校式の様子 |
校庭にはたくさんの子どもたちが |
初鹿野理事長の子どもたちへの「勉強をしっかり頑張ってください」の呼びかけに、全員が「はい!」との返事をする場面があり、なごやかな式になりました。
|
|
初鹿野理事長からの挨拶
|
日本の支援に対する感謝碑 |
最後に、日本からの参加者全員で鉛筆やボールを子どもたちに1人ずつ手渡しし、民族の踊りを一緒に踊ったり、ビデオに撮った映像を子どもたちと鑑賞したりと、しばし交流の時間を持つことができました。
|
|
鉛筆やボールを子どもたち一人ひとりに手渡ししてゆきました |
|
|
開校を祝って、先生方が踊りを披露 |
|
|
子どもたちも学校の完成に大喜びです |
|
|
物怖じしない子どもたちで、カメラの前でも大はしゃぎ |
|
|
子どもたちと心温まる交流の時間を持つこともできました |
お昼は校舎内で子どもたちのお母さんが作ってくれた手料理をいただきました。村人たちにとっては貴重な牛肉や野菜をわざわざ出しておもてなしをしてくれ、その心のこもった料理の味は格別でした。
|
|
お母さん方の作った手料理をいただき、先生方からも大きな歓迎を受けました |
この小学校は、財団法人ひろしま祈りの石国際教育交流財団からの助成金により建設されました。多くの方々のご支援ご協力あって今日の日を迎えられたことに改めて感謝します。
|
|