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教育支援
    第6校目「日中秋那桶僑心小学校」開校式

 2005年8月9日、開校式ふれあいの旅3日目の午後、車の数に限りがあるため、参加者は先発組と後発組に別れて、支援第6校目「日中秋那桶僑心小学校」へ出発しました。
 小学校のある村へ続く道は大変細く、大きな車では入れないので、3台ほどの四輪駆動車に分かれて乗りました。キリスト教徒が多いと言うリス族地域だけに、ところどころに十字架を掲げた教会のある景色を見ることが出来ました。車に揺られること1時間、くねくねとした道を下ったその先、日中秋那桶僑心小学校に到着しました。

 先に小学校に着いた参加者は「歓迎光臨!(ようこそいらっしゃいました!)」という子どもたちと民族の楽器を奏でる若者や民族衣装で踊っている若い女性に歓迎されました。
 敬礼の姿勢で、おでこに手をやった子どもたちを両側に、真ん中の通路を通って学校内へ入っていきました。学校に入る前に「これを飲まないと中へお通しできません」という、 中国の白酒と蕎麦のお酒がおもてなしされたことをここにこっそりご報告します。この量が半端なものではなく、しかしこれが中国の少数民族のおもてなしなのでした。その昔、少数民族はほとんど外界との接触が無く、お酒を飲んで勇気を奮い立たせて外界の者たちとの交流の潤滑剤としたという話を聞きました。

 花壇を真ん中に、両側に2階建ての新しい校舎が建っていました。まだ中には机もいすも入っていません。まだ「校舎」が完成したばかりなのです。

小学校に続く道の様子 子どもたちの様子

 開校式は出席者それぞれからお言葉を頂く形で進行しました。

「華僑連合会副主席尹日葵氏ご挨拶」
 生徒の皆さん、健康で勉強も頑張ってください。 国外から雲南の怒江まで来て頂いてとてもありがたく思う。協会の皆さん、これからの怒江での、また雲南での時間を楽しんでいってください。皆さんがいつまでも健やかでありますように。

「貢山県対外協会会長ご挨拶」
 小学校のみなさん、協会の皆さん、こんにちは。学校の皆、これからも頑張って勉強に励んでください。協会の皆さん、怒江の民族教育への関心・支持を頂きまして心より感謝いたします。これからもこのような暖かく、美しい心によって日中友好が続いていき、すばらしい未来を迎えることができるよう、頑張って参りましょう。協会の皆様、これからの怒江での時間、雲南での時間をどうぞ楽しんでください。そしていつまでもこの怒江のこと、私たちのことを忘れることなく、是非またこの地を訪れていただきたいと思います。

「初鹿野恵蘭理事長挨拶」
 この小学校にまた来ることができ、皆さんに会うことができてとてもうれしいです。そして感動しています。皆さん元気ですか?(「元気―!」)これから皆さん、一生懸命お勉強してくださいね。

「日本貨物鉄道労働組合緒方博恭さんご挨拶」
この学校に到着するまで疲れましたが、皆さんの笑顔と心よりの暖かい歓迎を受け、その疲れも吹き飛んでしまいました 。協会の活動を知り、私たちも協力させていただいております。皆さん、勉強好きですか?(「好きー!」) 皆さん勉強が大好きなようなので、これからも頑張ってください。

「小学校生徒代表から挨拶」
今日は遠い所から来て頂いてありがとうございます。皆さん、私達を支えてくださってありがとうございます。これから頑張って勉強します。

「峰尾勝美さんご挨拶」
 日本文化は遡れば中国から来ましたから、皆さんと私たちは友だちですね。私自身中国が大好きで、もう何回も来ています。今日皆さんに会って、皆さんは雲南を、そして中国を支えていく力を持った子どもたちなんだなーと感じました。突然沢山の人が来てびっくりしたでしょう?(「びっくりしたー!」)皆さん、一生懸命勉強してこの雲南をもっともっと良くしていって、この怒江の流れのようにいつまでも良くなっていくように頑張ってくださいね。

「北原茂実理事挨拶」
 皆さん、大きくなったら何になりたいですか? 私は今昆明で医療方面で皆さんの役に立てるように活動を始めています。今日、ここまで来るのにとても時間がかかりました。なかなか来られないところですので、今日はとてもうれしいです。皆さんが一生懸命に勉学に励み、未来に向かって羽ばたけるよう祈っています。5年後、またこの地にお邪魔して、皆さんの頑張る姿がみられたらなあ、と思います。将来、医療の分野でも活躍してもらいたいと思います。
会員を代表して
峰尾勝美さんのご挨拶
日本貨物鉄道労働組合
緒方博恭さんのご挨拶
 開校式の最後に、日本からの贈り物を子どもたちに手渡しました。全日本鉄道労働組合総連合会・大地の会・近藤釼一様・中川美保様・小池洋子様・峰尾勝美様・峰尾洋子様・張思慈様・鄭廷芸様・中野勝様・一冊の会様(順不同)から頂いた大切な贈り物です。文具や玩具、書籍など様々なものがありました。

 シンガポールから今回のツアーに参加された張さんご夫妻は、小学校の子どもたちにおもちゃの車を贈りました。子どもたちに手渡す時に、張さん「今はおもちゃの車でも将来本物の車を持てるように、一つの目標として頑張って勉強してほしい」と声をかけていました。
 プレゼントを渡している間、中国の勉強熱心な子どもたちの姿を目にし、日本の子どもたちの様子を思わずにいられませんでした。最近の日本の子どもは、学校に遊びに来たりなんにもすることがないので来たりしている感じが見受けられることがありますが、あちらの子どもは「勉強をする為に学校にくる」という強い目的意識を感じる、というような感想が参加者の方から聞くことができました。


プレゼント贈呈の様子 嬉しそうな子どもたちの様子

   
 
 
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  更新日: 2015年8月14日 17:17 copyright