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中国雲南省 25の小さな夢基金
    「25の小さな夢基金」支援金贈呈式実施


 2008年1月7日(月)、初鹿野惠蘭理事長をはじめとする協会一行が、「25の小さな夢基金」のパートナーである昆明女子中学校を訪問し、「春蕾高校生クラス」に通う貧困女子高校生に対する支援金の贈呈式を行いました。

 今回、日本からたまがわロータリークラブ三木秀隆さん、牧田正之さん、他法人会員皆様、雲南支部スタッフ張婉玉、丁美蘭が同行しました。中国側からも、雲南省人民代表大会常務委員会外事華僑事務室・劉蘇加主任、雲南省婦人連合会(雲南省児童少年基金会)基金会・彭菊才秘書長、昆明女子中学校・林昆玉副校長が、今回支援を受けることとなった10名の女子高校生のために、同校の会議室に集まりました。

 2008年の真冬に行なわれたこの贈呈式は、子供たちにとって、中国のことわざである「雪中に炭を送る(中国の諺。雪のときに炭を送る、転じて困っている時に手助けをするの意)」を思い起こす日となったようです。

 
協会、日本側からの参加者
学校関係者、女子高校生が集まって
少数民族の言語を使って
歓迎の歌を歌ってくれました
「将来の夢はなんですか?」たまがわロータリークラブ三木さんからの質問
「わたしは故郷で先生になりたい!」
きらきらした瞳で教えてくれました

  林副校長のご挨拶では、日本の皆さんに対する熱烈な歓迎の言葉が伝えられました。また学生たちが抱える事情や、同クラスについての紹介が以下の通りに述べられました。
「同クラスに通う女子高校生は、雲南省25の少数民族から来た貧困学生です。成績は非常に優秀で、総合的に見ても才能あふれていますが、家庭が非常に貧しい経済状況にありました。高校生の段階では、同クラスの奨学金制度(政府・企業・当協会のような民間団体)からの奨学金に頼って就学します。大学入学後は、国家の学生融資や、自分でアルバイトで稼ぐしかありません。
 2007年、同校の「春蕾高校生クラス」に通っていた3年生49名は、全員が大学に合格。それは2004、05、06年に続いての好成績で、現在、大学進学率は100パーセントを誇っています」

 
家碧ちゃん(イ族)と初鹿野理事長
優しさと元気に溢れた高校生たちです
また必ず会いましょう
再会の約束をして記念撮影
 
きれいに掃除された子供たちの宿舎も視察しました。
宿舎での生活について真剣に質問をする三木さん、牧田さん、大沼さん

 援助を受けた学生たちは、自分たち少数民族の言葉を使って、協会への感謝の気持ちを表しました。たまがわロータリークラブの三木さんからの「将来の夢は何ですか?」という質問に、子供たちは口をそろえて「故郷のためにできることをしたい。特に学校の先生になりたいです」と夢と理想を語ってくれました。
 最後に、初鹿野理事長からサポーターの皆さんからの支援金10,000元(女子児童10名分の支援金)を10名の学生たちの就学費として寄付し、充実した高校生活と大学進学を祈って、贈与式は無事に終了いたしました。

 今後も当協会は、同校の女子高校生を応援してゆきます。
 皆さまの温かいサポーター登録、お待ちしております!



日本・雲南友誼協会 雲南支部 王権(報告)
ボランティア 李伏桃(記事の翻訳協力)
 
   
 
 
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更新日: 2008年11月27日 14:12 -->
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